安くてうまい、取手競輪グルメの世界 入場無料で食事だけでもOK

有料記事千葉と茨城 記者がゆく

福田祥史
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 取手競輪のメシ、安くてうまいんですよ――。地元の知人らのそんな言葉にひかれて、茨城県取手市にある県の取手競輪場(楽天Kドリームスバンク取手)に向かった。

 利根川のすぐそば、茨城の南の玄関口にあたるJR常磐線・関東鉄道常総線取手駅の西口から無料のバスで約5分。入場も無料で、食事だけでも気軽に立ち寄れる。

中まで味が染みこんだ絶品モツ

 約10・5ヘクタールの敷地には1周400メートルのバンクと一部5階建てメインスタンドや3階建て特別観覧席などがある。飲食店はメインスタンドに3店あるほか、スタンドの外にも共同売店がある。

 最初の目当てはメインスタンド2階の「利根レストラン」。40年ほど前から出しているという「もつ煮込み定食」だ。みそ味の豚モツの煮込みに、ご飯とみそ汁、漬物で税込み800円。モツは柔らかく、薄めの優しい味付けだ。だがこくがあり、ご飯によく合う。

【動画】意外なグルメの聖地「取手競輪場」でタンメンを食べる=福田祥史撮影

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