ソーシャルメディアのヘビーユーザー、際立つ岸田内閣不支持

有料記事世論調査 タテ軸 ヨコ軸

磯田和昭
[PR]

 X(旧ツイッター)やフェイスブック、ユーチューブなどのソーシャルメディアを「よく使う」人は岸田文雄内閣の支持率が低めなことが、朝日新聞社の全国世論調査(郵送)でわかりました。調査では、回答者全体で内閣支持が19%、不支持が71%でした。これがソーシャルメディアを「よく使う」人では、支持が13%と低めで、不支持は76%に達しているのです。

 政党支持率を見ても、「よく使う」人は自民支持率が14%で、全体で見た場合の21%よりかなり低くなっています。

 逆に支持が高めなのは、れいわ新選組で、全体では2%のところが5%と目立ちます。

 「よく使う」という割合は回答者の23%。18~29歳では67%、30代では55%が「よく使う」と答え、ヘビーユーザーの割合は若い年代の方が高くなっています。岸田内閣の支持率は若い年代で低さが目立ち、情報をめぐるこうした環境が影響している可能性もあります。

 ソーシャルメディアの特徴は…

この記事は有料記事です。残り255文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

  • commentatorHeader
    米重克洋
    (JX通信社 代表取締役)
    2024年5月5日0時52分 投稿
    【視点】

    ソーシャルメディアが世論形成に及ぼす影響力は明らかに増しているし、それが実際の選挙結果に作用することも増えていると感じる。 例えば先日の衆院補選でも、東京15区補選では小差で4候補が並んで次点争いを繰り広げていたが、我々JX通信社が有権者

    …続きを読む
朝日世論調査

朝日世論調査

世論調査のデータや過去の記事などはこちら[もっと見る]