中川晃教さんらJBB、尊敬+個性のハーモニー 名曲カバーへの挑戦

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聞き手・小原智恵
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 ミュージカルで出会った俳優4人によるコーラスグループ「JBB」が6月3日、Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホール(名古屋市中区)で名曲を届けるコンサートを開く。大阪と横浜のBillboardのほか、名古屋、東京・八王子、静岡・三島をまわるという。ミュージカル俳優、中川晃教(あきのり)さんにツアーへの意気込みを話を聞いた。

「私たちの新たなハーモニーでお届けします」

 ――中川さんから、2022年に上演された「ジャージー・ボーイズ」で同じチームにいた3人(藤岡正明さん、東啓介さん、大山真志さん)を誘ったそうですが、どんな思いで結成しましたか?

 ジャージー・ボーイズという作品は4人がそれぞれ主役のような作品です。稽古や本番を通して、ギューッとコーラスのハーモニーを精度が上がっていきました。しかし、これまでも演目の再演は2~3年後になってしまうので、またゼロに戻ってしまのではないか……。せっかくならと結成しました。

 最近ではミュージカル俳優はバラエティーや情報番組、ドラマなどテレビを通してお茶の間に進出しています。音楽を通して、そのようにミュージカル好きでない方にも浸透していったらいいなという思いがあります。

 ――昨年5月の「さよなら中野サンプラザ音楽祭」では「ジャージー・ボーイズ」の楽曲以外をメインに披露しました。選曲の意図は?

 どちらかというとジャージー…

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