ヘルプ
マイページ
【動画】乃木坂よのなか科授業 経済編その3 |
知的アイドルを目指す「乃木坂46」が学ぶ「よのなか科」。経済編最後のテーマは、環太平洋経済連携協定(TPP)です。先生役の藤原和博さんに導かれ、農業を軸に自由貿易と保護貿易について考えるうち、議論の対象は、いつしか農業そのものへと移っていきました。考えを深める中で見えてきた、守るべき未来の農業は、いったいどんな姿なのでしょう。
【1班の議論の様子】「乃木坂と、まなぶ」ページ■すしネタ、国産の割合は?
「私たちは日本人として農地やそれを守る方々のためにも、少し高くても国産の食品を出来る限り買うべきだ……」
「声」欄の投書を紹介した藤原は、乃木坂46のメンバーに尋ねた。
「この意見に、君たちは賛成? それとも反対?」
この時挙がった手は、ほぼ半々だった。
日本の農業の未来は、TPPに参加するかどうかで大きく変わりそうだ。自由貿易へと進むべきなのか、それとも保護を続けるべきなのか……。
それを考えるにはまず、日本の農業の今の姿を知る必要がある。メンバーは日本の食料自給率をおさらいするために、日本の食文化を代表する「すし」のネタに注目した。
2005年の統計だと、コメ(主食用)が100%国内産なのに対して、マグロは36%、カニは24%、エビはたったの5%だ。「思った以上に、日本は食料輸入に頼っていたんですね」と、高山一実。
コメが100%なのは、日本人の主食だから。安全な国産のコメを安定的に確保するため、政府は輸入米に高い関税をかけ、国内に入りにくくしている。
■保護を続けても……
日本が参加交渉に加わっているTPPは、関税を原則撤廃する自由貿易を目指す。関税がなくなれば、自動車メーカーなどの輸出産業には追い風だ。でも、これまでのように日本の農業を守ることは難しくなる。だから、TPP参加を巡っては、立場によって大きく意見が分かれる。そんな難問に、メンバーは挑んだ。
PR注目情報
11月17日(日)、全国の会場で実施。チャレンジ問題を掲載中!